写真家・鍵井靖章さんと四国 愛南の海へ

四国の海へ

ダイバーでお馴染みの四国の海と言えば、高知県・柏島が有名ですね。
今回訪れたのはその柏島よりちょっと北、愛媛県の愛南町。

位置的には、見るからに「黒潮の影響を多分に受けていそう!」な場所です。

きっかけは水中写真家・鍵井靖章さん

「愛南の海、見たことないでしょう?すごいから一緒にいきましょうよ」とお誘いいただきまして。
えぇー!これはなんとも贅沢なきっかけ!
四国の海は未体験ゾーン。いつかは行ってみたいと思っていたところにこんなお誘い。
しかもあまり耳慣れない「愛南」。でも最近はよくSNSなどで話題になっていたので気になっていたダイビングスポットでもありました。

日本全国、そして世界の水中世界を独特な視点と色で撮り続けている鍵井さん。
この愛南の海も3年ほど通われて、今ものすごくハマっている海だそうです。

ちょっと便乗して、あわよくば鍵井さんの水中撮影の様子を盗み見でも…と企ててご一緒させて頂きました!

原始の海

松山空港から車で南下すること2時間ほど。
のどかな風景と入り組んだ海岸沿いの山々はどこか西伊豆を思い出させます。

船で1ダイブごとに港に戻ってくるスタイルで、離れているポイントでも10分ほどと快適。

1本目から「ここ凄いんです」って言われて入ったらもう色の洪水でした!

このソフトコーラルがいたるところに群生していて、魚影も濃く、いつもよりワクワクするダイビングでした!
もうどこを見てもフォトジェニック!あぁ、もうどう撮っていいのやら、と迷いっぱなしの景色が広がっています。
生命力と色彩のパワーに圧倒され、改めて海は偉大だなと思えました。

もう言葉は最小限にします(笑)

写真でどうぞ。

ワイドだけではありません。
ピグミーシーホースが水深17mほどで見られたり、極小のヨコエビがわんさか居たり。


ソフトコーラルだけではなく、枝サンゴの群生もあり、海藻ももっさり生えまくっているんです。
伊豆と沖縄とパプアニューギニアをごちゃ混ぜにしたような海でした!

今回、一番印象的だったのはミズクラゲ。
通年見られるわけではありませんが、今回はタイミングばっちり。

水面近くを漂うクラゲは癒し効果バツグンです。
360°ぐるりとクラゲに囲まると、不思議な世界に迷い込んだような気分になれましたね。

鍵井さんも撮影されていましたから、いつか写真集や写真展で見られるかもしれません。

愛南の海に惚れ込んだ人たち

こんな素敵な海を今回ご案内してくださったのは「DIVE愛南」の皆さん。

湘南の海、タイの海、そして柏島で四国の海に惚れ込んだ田中 翔さんが開いたDIVE愛南。

そしてスタッフの熊谷さんと加藤さんは伊豆でガイドしていたという、若手なのにもうベテラン!
この3人が迎えてくれると思うと、安心して愛南へ行けますね。

今回見せていただいたポイントだけでも凄いのに、まだまだボートポイント開拓中?の愛南の海だそうです。ポテンシャル高すぎですね!

というわけでパパラギ撮影班がお邪魔させていただいた、四国は愛南の海。
是非ともパパラギ愛南ツアーを開催したいところ。
開催となりましたら、パパラギのHP、ブログ、SNSなどでもお知らせいたしますので要チェックですよ!

鍵井さんとの数日間は動画でもご紹介していますので、ぜひご覧ください。

【ダイビング】愛南の海へ。写真家・鍵井靖章さんが惚れ込む手付かずの海。