生態観察のすゝめ

夏の水中は大賑わい!

通年たくさんの種類の生き物たちがそこかしこで求愛する様子から産卵まで見ることができる水中世界ですが、夏の時期にはよりドラマチックな生物の生き様を観察することができます。

くまのみのみ


日本でも珍しい富戸・ヨコバマのイソギンチャク畑。そこに生息するクマノミのこと、実はよく知らない?!
夏に何度も産卵をくり返す、クマノミを徹底検証しに行きましょう!

驚きの性転換!クマノミの産卵

伊豆では越冬しないと言われていたクマノミも今では立派な伊豆レギュラー。 通年いられるようになった原因は、水温や種の変化?などど言われています。 夏の産卵も同じ個体が数回繰り返します。観察できるチャンスも多いですよ!
岩肌に付いているオレンジの物がクマノミの卵。産み付けられた後も外敵が近寄れば親のクマノミが追い払い、さらに卵の周りの水をヒレでかき混ぜるように循環させる。卵を守る様子を見るのも面白い!

開催日程

2019年 8月11日(土)~12日(日) 

ひとつ穴の下


水中でも種別のカベを超え共同生活をする生き物がいます。
しかも、ひとつの穴の中で!いったいどうなっているんでしょう?!
ハゼは穴が掘れない・・・エビは目が見えない・・・さてさて、どうやって生活をしましょうか。
よく見ている生物も、じっくり観察してみるとまた新しい発見があります。

まずは観察する前に巣穴を見つけなければいけませんね。 ダイバーが近づいてくるのを敏感に察知してすぐ巣穴に隠れてしまうので、探すときも慎重に。 ハゼとエビがどのように意思伝達しているのかも見物です。

開催日程

2019年 8月31日(土)~9月1日(日)、10月19日(土)~20日(日) 

夏の生態観察ツアー、お待ちしております!