発売予定!TG-6向けストロボ⁉

Tough TG-6向け超小型/高性能ストロボの実力

水中生物などの本来の鮮やかな色を撮影するのに欠かせないストロボ。これはカメラ内蔵にしても外付けストロボにしてもやっぱり欠かせない機材ですね。

今回は、AOI LIMITEDから新発売のストロボ「AOI UCS-Q1RC」(以下、Q1)をパパラギ撮影班が実際に水中で使ってきたレポートと共にご紹介です。

この記事を書いた人

薮崎 拓弥
Takuya Yabusaki
PADIインストラクター

PAPALAGI TIMES、パパラギYouTube、パパラギHP「Our Work」、パパラギinstagramの画像や編集を手掛ける。山の奥のはじめの一滴から海まで追い続ける視点での撮影や、沖縄の鯨、女川の鮭の遡上、長良川のオオサンショウウオ、伊豆大島のジオと自然の深いところまで撮影している。
撮影機材についてはこだわりを持ち、最近では暗室に入り自分で紙焼きに没頭する日も増えている。写真の深いところまで追求する姿勢はまさに写真家。

TG-6に最適なサイズと大光量

ストロボがあればイイ写真が撮れるのに~!と分かっていても「大きくて荷物になるなぁ」「値段が高いわ」と敬遠してきた方も多いと思います。
まず、サイズは写真の通り。手のひらサイズとは言わないまでもYS-D3と比べてみるとこのサイズ感。

実際にTG-6に装着してみるとこのコンパクト具合。

これならダイビングのエントリー/エキジット時にもそんなに困らないサイズですね。
荷物もそんなに大きくかさ張りません。

気になる背面パネル、操作つまみはこんな感じ。

バッテリーは専用の充電電池を使用。

なぜ「TG-6」に最適なのか?RCモードとは

今回このQ1の最大の特徴としては「RCモード」対応という事。

さて?RCモードとは?

RCモードはOLYMPUSのカメラだけの機能なのですが、カメラ側でストロボ光量調整ができるという超便利機能。

他にも大光量、大容量バッテリー、大光量LEDライトなどなど性能については後述するとして、とにかく水中に持って入ってみます!

Q1+TG-6水中写真 作例

大光量LEDライトを搭載しているので暗い岩カゲの被写体の撮影にも強いんです。
片方の手でライトを照らす必要はなく、構えたQ1で照らせるんです。
ターゲットライトとして使う場合はフラッシュ発光時に自動消灯。

そのまま点灯させて光源としての撮影も可能なのでこんな写真も撮れます。
このLEDライトは光量が700ルーメン。3段階の調節ができるので好みの明るさでの撮影が可能です。
最近は動画を撮る方も多いと思いますので、動画の作例もどうぞ!

【OLYMPUS TG-6で撮る30秒水中世界】ストロボQ1 LED+TG-6

Q1の特徴

以下にQ1の特徴的なスペックを挙げてみました。
◆ガイドナンバー22
◆色温度 5,000k
◆リチャージタイム 0.85秒!早いっ!
◆発光回数 1,500回!多っ!
ひとまずこの4つの特徴が他のストロボを凌駕しているのですよ。

ガイドナンバー22があれば光量は充分。リチャージタイムが1秒もかからないってことは「シャッターを切ったけどストロボが光ってなかった」なんてことはほぼ無くなりますね。
そして発光回数が1,500回なんて今までのストロボにはありませんでした!

気兼ねなく光らせてOkです。
3本目のダイビングの前に慌てて電池交換なんて水没リスクが上がるようなアクションをひとつ減らせるんです。その電池交換の時間をバディとの楽しい会話の時間にあてられるってワケですよ。

とにかく小型

やはり大きさ問題はダイバーにとって常に悩みですね。
小さければ小さいほどエントリーエキジットの不安が減りますし。

今回のQ1はホントに手のひらサイズでした。
なんならポケットに入ります。

もっとわかりやすいのはスマホと同じサイズって事。

スタッフが持ってたiPhoneと比較しようとしたら隠れちゃいました!

ストロボは欲しいけど大きさなどで悩んでいた方には有力候補に上がるこのAOI UCS-Q1RC。
発売は6/27(月)!
パパラギのいくつかのお店には置いてありますので是非スタッフにご相談ください!

色は白と黒の2バージョン。
今年のコンデジ水中写真はカラフルな作品が増えそうな予感ですね。